心の年輪

桜作文堂 201809月
桜作文堂 201809月

いつからか、ゆっくり歩きたいと思うようになりました。ゆっくり眠りたいし、ゆっくりごはんを食べたい。

 

体の中の時計が換わってしまったのでしょうか。

 

好きな人と、のんびりおしゃべりしたり、はげましあったりすること。笑いあうこと。近くにいて、互いに力を貸しあえることが、得がたい宝もののように感じられます。

 

こういったことを「老い」と呼ぶのでしょうか。

だったら、老いも  歓迎です。

 

『心の年輪』ということばが  胸に浮かんで、消えていきました。